よく理解しておこう!信用取引の独特な仕組みとは

信用取引は利便性が高い株取引だが

株取引において、信用取引は利益が出る可能性を広げてくれる利便性が高い取引手法として知られています。空売りや買い増しなどが信用取引の醍醐味ですが、こういった特別な取引を活用するためにはその独特なシステムを理解し、それに従って運用を心がける必要があります。少なくとも現物取引の感覚で信用取引を行うと、大きなリスクを抱えることにもなりかねないため、双方をしっかりと峻別してその違いを把握しておかなければなりません。

信用取引には保有期限がある銘柄がある

現物株の場合は、その保有期間に制限はありません。好きな時に買って、好きな時に売ることができます。しかし、信用取引の銘柄の中には、期限に縛られるものがあります。それは証券会社などが信用取引用に貸し出している一般信用取引の銘柄ではなく、証券取引所が指定している制度信用取引の銘柄です。証券取引所が「信用取引に足りる信頼性がある」と保証している銘柄であることから、投資家を保護するために保有できる期間が定められており、一般的に三ヶ月が保有の限度として設定されています。

信用取引の銘柄は保有すればするほどお金がかさむ!

ならば、一般信用取引であれば保有期限が無いため制度信用取引よりも安心かと言われると、必ずしもそうではありません。信用取引で借りた資金や株には日数に応じた金利がかかります。そのため保有する日数が長ければ長いほど、損利に関係なくコストがかさむことになります。制度信用取引は、そうした点にも配慮して期限が定められているのです。どうしても一定期間信用取引によって資金や株を借りなければならない場合は、金利を含めて損利の見通しを立てておく必要があると言えます。

信用取引とは読んで字のごとく、信用によって行われる取引のことを指して言います。具体的には、証券会社に担保として現金などを預けておき、その額に応じて株を借りて売買するというものです。